郵便局に行く用事を思い出して、土でできた道の真ん中で方向転換をすると、ころんと小石が落ちた。 道の左には自分の身体を大きく越えるサトウキビ畑があって、熱い空気の列がそれを執拗に撫でつけていた。 サトウキビ畑には有害な農薬がたくさん使われてい…
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